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居酒屋のバイトはきつい?元店員が語る仕事内容やコツを解説!

バイト

時給も高く学生だけでなくフリーターの方も働くことも多い居酒屋のバイト。

私は以前居酒屋の店長としての経験があります。私が今まで見てきたお店と従業員の経験から実際にはどのような仕事をするのか詳しく解説したいと思います!

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居酒屋のバイトの楽しい所

一つはいろんな方の年代の人と関わることでバイトの人やお客さんと仲良くなれることです。居酒屋で働いている以上お酒の事を好きな人が多いので、アルバイト終わりや閉店した後飲みにいくこともしばしばあります。人脈を広げられる可能性はありますね。

また美味しいまかないを食べられるのも魅力の一つですね。お金のない一人暮らしをしている学生などはまかないを食べることで食費を浮かせることができます。私が働いていた時は、お金のないバイトの人には食べさせるようにしてました。

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居酒屋のバイトのきつい所

時給も高いのでそれなりに大変な仕事であると思います。

ホールであれば接客なので酔っぱらいの相手をしなければいけません。中にはわけのわからないクレーム言ってくる人もいます。そこまで泥酔する人はいませんがゼロではありません。

キッチンであれば夏場は厨房の中がとにかく暑いことです。もちろん空調はありますが火を使うことも多いので当然中はサウナみたくなります。終わったら汗だくになることも多いですね。

あとはホールもキッチンも基本的に忙しいです。やることがないことはあまりないですが、ただそれは働くお店と店長によりますね。

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仕事内容

実際どういったことをやっているのか詳しく見ていきましょう。ただここではホールとキッチンでやることは分かれます。

接客(ホール)

接客の流れとしては

ご案内→おしぼりを持っていき最初の注文を聞く→飲みのもや料理を配膳→追加の注文を聞く→頼まれたものを配膳→お会計

アルバイトとしてまずは配膳作業(ランナー)を最初は覚えることが多いです。テーブルを覚え、運ぶ料理の名前も覚えていきます。

次に注文を受けれるようにします。これはお店によって違いますが、小さいお店なら紙で書いたり、中規模以上なら機械で打ち込みをします。

この二つがアルバイトとしてはメインとなってきます。あと暇なときなどは店舗の清掃を行います。

慣れてきたらレジ業務や電話対応なども行っていくでしょう。

 

調理(キッチン)

キッチンでは簡単な調理をします。これは働くお店がどのような料理を提供しているかによりますが基本的にはそこまで難しいことはバイトにはやらせないようになっています。

調理ではフライヤーで揚げ物を行ったり、デシャップでサラダなどの盛り付けを行ったり、焼き場でお肉や魚を焼いたりがメインですね。

暇なときは各料理の仕込みをひたすら行っています。野菜を切ったり、重さを図って小分けにしたりですね。

あとは各調理機器の清掃を行います。

ドリンカー(ホール)

ここではお酒をつくるのがメインです。最初からドリンカーをやらせられることは少ないと思いますがホールである程度なれたらやってもらうこともあるでしょう。

ドリンカーでは基本的に中規模店以上なら一人でやります。その日注文を受けたドリンクをすべて一人でさばくのでスピードと丁寧さが必要となってきます。カクテルなども作るのでお酒に詳しくなります。

宴会(ホール、キッチン)

居酒屋では大人数の宴会などがあります。大部屋などで20~30人での飲み会ですね。宴会は大抵コースでの注文となります。こちらもホール、キッチンで役割があります。

ホールではまず幹事様へコース、人数の確認を行った後時間通りに料理と頼まれたドリンクを出していきます。飲み放題になることが多いので時間になったらラストオーダーをとります。

キッチンではまずコースの仕込みをします。前日に仕込みを行うのでその準備をバイトは手伝います。当日は時間通りに仕込んでおいた食材を調理します。大体は大皿での盛り付けになります。

宴会は貸し切りでもないかぎり通常のフリーで入ってきたお客様も並行に営業します。なので日によっては宴会担当になることもあるでしょう。

ランチ(ホール、キッチン)

ランチをやっているお店もあります。ディナーとは全く違い、スピード重視です。

ホールはテキパキとお客様を案内し会計まで行います。キッチンは作り置いたものを温めたり盛り付けたりするだけで時間をかけずに提供します。

基本ランチはディナーと比べ低人数やることが多いです。

小型店と中規模店と大型店の違い

仕事内容もお店によっては全く違います。ここではお店の大きさによって変わってくることを解説します。自分がどのお店で働くのかしっかりと確認しておきましょう。

小型店

席数だと20~40席程度ですね。

まず小型店だと人をそこまで雇えないのでバイトをしている人は少ないです。そして日によっては店長とバイト一人だけでお店をまわすこともあるでしょう。なので仕事の幅はドリンカーからレジ業務まで幅広くできるようにならなければなりません

ただお店も小さいのでそこまで忙しくなることもないですね。

また基本的に小型店は個人でやっているお店が多いので厨房にはなかなか入れないことが多いでしょう。なのでバイトをするならホールになりますね。

中規模店

席数だと50~120席程度ですね。一般的に働くなら一番メジャーな部類です。この大きさになるとチェーン店が多いですね。

中規模店だとお店の大きさによりますが従業員は10~20人ほどバイトは在籍しているでしょう。この大きさになるとその日行うポジションというのが与えられるようになってきます。

ホールでのポジションは、ランナー、ブロック担当、宴会担当、ドリンカー、エントランスになっているのが多いです。ランナーは料理、ドリンクを運ぶのがメイン、ブロック担当は担当エリアでのお客様への対応がメイン、宴会担当はその日の宴会を見るのがメイン、ドリンカーはドリンクを作るのがメイン、エントランスは電話対応とレジ業務がメインです。金曜日などの忙しい日は一つのポジションのみになることが多いですが、平日などの暇な日は二つポジションをもつことが多いです。

キッチンでもポジションはあります。フライヤー、グリラー、ストーブ、デシャップ、刺場となっているのが中規模では基本的なお店です。フライヤーは揚げ物メイン、グリラーは焼き鳥などを焼くのがメイン、ストーブはチャーハンなどのガス調理がメイン、デシャップはサラダなど盛り付けがメイン、刺場は魚をさばいたりするのがメインです。キッチンも忙しい日は一つのポジションですが、暇な日は2つポジションをやったりします。

この大きさになると忙しいときは忙しいです。特にチームワークが重要になってきます。一人が勝手な行動をするとポジションワークが乱れお客様からクレームがきたりするので声を掛け合いながら仕事をしていきます。

また中規模店でもお店が大きければインカムを使ったりもします。広くなると仕事の指示が出しにくくなるのでインカムを使ったりすることもしばしばです。

 

大型店

席数だと120~200席程度ですね。ここまで大きいお店は地域に1つあるかどうかですね。大きくなると階層型の店舗が多いですね。1階、2階、3階のように分かれます。

お店も大きいので働いている従業員は20~40人ぐらいになってきます。もう一つの団体ぐらいまでになってきますね。

大型店の特徴は大きいので各ポジションが明確にされてます。そしてインカムが必須となります。基本的に直接声を出して指示できないのでインカムで報告したり指示したりすることが多くなります。なので常にインカムで作業の指示が飛んでいる感じですね。「〇〇してくれませんか」や「2階に3名様ご案内お願いします」や「〇卓のお客様が帰られました」や「〇卓のセット完了です」などが忙しい日は常に飛び交ってます。

中規模店よりもさらにチームワークが必要になってきますね。

居酒屋の給料

居酒屋のバイトの時給相場は基本的に高いです!都内なら時給1100円~1500円まであるでしょう。22時以降は時給が25%アップもします。ただ高いなりに大変な仕事であると覚悟は必要ですね。

全国での平均時給

↑近隣のお店の時給の目安になれればと思います。

シフトスケジュール

お店にもよりますが、週1回でのシフトの提出が基本的です。お店によっては2週間シフトの所もあります。

居酒屋では予約が急に入ったりするので、毎週シフトの作成は遅くなりがちです。なので週1回の提出の所が多いです。

なので自分のスケジュールを立てやすかったりします。長期休暇もとれます。ただこの日出れないなど店長からシフトの交渉を受けることもあります。あと金曜日などの忙しい日はなるべく出勤したほうがお店としては助かるので出来るだけ出勤しましょう!しないと店長から嫌われることもあるかもです。

みだしなみ

基本的には髪色、髪型自由と求人では出ています。実際には髪色はよほどの奇抜な色でなければ大丈夫です。金髪でも雇ってくれるところもあります。髪型も料理に髪が入らないよう長ければ後ろでまとめてあればOKです。今は人手不足なので髪までかまってられないのかもしれません。

ピアスなどのアクセサリーは仕事中は禁止にしているのがほとんどです。ただ腕時計はOKにしているところもあります。

接客なので爪やヒゲなどの最低限な身だしなみとして清潔感は求められます。

どこまでOKなのかはその店舗の店長に直接聞いてみて下さい。

ちなみにキッチンとドリンカーは水を使うので手が弱い人はハンドクリームが必須ですよ。

面接

バイトの応募は電話かネットがメインです。今ではネットのほうが多いですね。求人サイトから応募すると後日お店から電話がかかってきます。そこで面接の日程を決めます。

面接では主にシフトと志望理由が聞かれます。一番重要なのはやはりシフトですね。週にどれだけ入れるかや金曜日などの繁忙日に出勤できるかなどですね。

 

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バイトの年齢層

基本的には大学生の方が多いです。フリーターの方もいますが大体は1店舗に3~5人ぐらいはフリーターの方であとは学生というのが多いです。大型店だとフリーターの方も多いですね。

年齢層的にはフリーターの方でも20代の人が多いですね。キッチンなどでは年配の方もおられます。肉体的な仕事なので若い人が多く働きます。なので出会いとかも多いですよ。居酒屋のバイトで知り合った人と結婚したと言う話もよく聞きます。

高校生でも雇ってもらえる?

もちろん高校生でも雇ってもらえます。ですが法律で高校生は22時以降は補導されてしまうのでお店では21時ぐらいまでしかシフトに入れてもらえないです。時給も100円ほど安くなることもあります。

深夜まで忙しい居酒屋で高校生歓迎というわけではないですが、時給も安くなるので繁忙日と早い時間から入れるようであれば雇ってもらえる可能性は高いです。

居酒屋のバイト選びのコツ

自分が何を求めるかによります。人間関係など周りの従業員と人脈を増やしたいのであれば中規模店以上のお店で家か学校などの近場の所がいいですね。

あとは時給を求めるのであれば大規模店なら高い時給とシフトの入りやすさで稼ぐことができます。

時給が高くて比較的大変でない所なら小型店を選ぶのもいいでしょう。

ネットの声

いろんな意見がありますが楽しいこともあればつらいこともあるということですね。

まとめ

以上わたしの経験を踏まえて居酒屋のバイトについてまとめてみました。個人的には忙しくて大変ですが、その分達成感もあり周りの人と打ち解ければとてもいいバイトだと思います。お金も稼げますしね。この記事で少しでも居酒屋のバイトについて知っていただけたのなら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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