ケロリン桶はよく銭湯などで見かけることがありましたよね。お風呂で使うものだと思っていましたがなんと一部の飲食店でレモンサワーなどのお酒を入れて提供しているところがあるらしいです。
ケロリン桶を実際に使っていた店舗はどこなのか調査してみました。
ケロリン桶とは
引用:Wikipedia
ケロリン桶とはよく銭湯で使われてるプラスチックの桶です。昔は木の桶を利用していたのですが、耐久性や衛星面を考えてプラスチックの桶が普及しました。その時に桶の底にケロリンと書いてある「ケロリン桶」が有名になりました。
ケロリン桶でお酒を飲むのは危険
実はこの「ケロリン桶」はお風呂で使う以外にお酒を飲む器として利用もされていたんです。ですが「ケロリン桶」を製造する富山めぐみ製薬同社が食器や酒類として使用しないよう注意喚起を発表しました。
注意喚起によると、ケロリン桶は食品衛生法上の食器ではないため、各種規格適合、溶出試験を行っておらず、食品衛生法第15、16条に違反するとのこと。安全性が担保できないため、食器として利用している店舗や企業は速やかに食品衛生法上の食器に差し替えてほしいとしています。 一部の飲食店では、ケロリン桶にレモンサワーを入れて提供するメニューが名物となっていたもよう。ネット上ではプラスチック製のケロリン桶に酒類を入れることについて、有機溶剤であるアルコールによって桶の成分や塗料が溶け出す可能性があると指摘されています。 ケロリン桶は、富山めぐみ製薬が製造する鎮痛剤「ケロリン」の文字が入った黄色い風呂桶。1963年ごろからから作られ始め、現在では全国の銭湯で使用されています。最近では、キャラクターの顔が入ったコラボ桶も製造中。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/9ac402e9c0d3ea2df4bda9b684d67925df81b581
実際に提供していた店舗は
有名なのは「蛙之介 野毛店」です。
インスタ映えがするとのことで流行ったそうです。
東京の繁華街から始まったので今はこのお店以外でも多くの店舗がやっていたでしょう。
どうやって提供されていた
提供方法は
「ハイボール」か「レモンサワー」で提供されていました。
量も多いのでみんなで回して飲んでいるようですね。
インパクトもありお客様受けもよかったそうです。
確かにインスタ映えしますね!
実際に被害はあったのか
ケロリン桶でお酒を飲んだことによる被害は現在報告されていません。
現状安全が確保出来ないという点で注意喚起がされたのでもう少し様子を見るしかないですね。
お客さんに楽しんで飲んでもらいたいと思って始めたケロリン桶でのお酒の提供ですが、人体に危険があるかもしれない以上今後は提供できなくなってしまうのは残念です。
ネットの反応
目の前にあんないい感じの容器があったら、酒を入れたくなってしまう居酒屋の気持ちもわからんでもない…
— へんてこグルメガイド(矢崎/ヤザキング) (@asobikikaku) October 14, 2020
用途から外れてるしケロリン桶に全く非はないんだけど、そもそも黄色い桶に入った酒って見た目から不味そうなんだけど、店もよくやるよなぁ
— domo (@domo1741) October 15, 2020
なんと!ケロリン桶でお酒はアウト!とな💦
銭湯ファンたちと、サウナ行った後に、「同じ釜の飯」ならぬ「同じ桶の酒」を飲んだのはよき思い出です。 pic.twitter.com/XE8Bxf6Slp
— あつくて ゆるい|D×Pと銭湯と学び (@atsukuteyurui) October 15, 2020
まとめ
世の中にはバケツに食品を入れて提供したりする店もありますね。アイデアはとっても面白いと思いますしお客様受けもいいのですが、安全面が確保されていない以上はしょうがないですね。
今後違う形でデカ盛りとかインスタ映えとか…そういうことで流行るかもしれませんね。